Annual frequency of dust storms (visibility < 1000 m, solid line) in the former USSR
in relation to mean annual rainfall (in mm, dashed line) (redrawn from Goudie, 1983).
中央アジア(かつてのソ連であり、現在のトルクメニスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、カザフスタン)も風食の発生が多い地域であり、年間を通して砂嵐が頻発し、特に、アラル海、カスピ海(トルクメニスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、カザフスタン)付近で多く見られます。砂嵐の発生日数は、中央アジアの砂漠地域に行くほど増加し、トルクメニスタンでは平均40~50日、場所によっては最大で年間80日を超える事もあります。カザフスタン北部とロシア南部の中央アジア地域でも砂嵐が頻発し、1年に約20回の発生が確認されています。
(Shao、2000)